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アコムから一括請求された!その時の対処法や分割払いは可能?

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アコムの返済に遅れると一括請求が来る

期限の利益の喪失

消費者金融のアコムから借入する時に得られるのが、期限の利益と呼ばれる権利です。期限の利益によって、借主は毎月返済できるようになります。

アコムから返済期日前に請求が来ても、期限の利益があるために断る事ができます。しかし借金返済に遅れると、期限の利益の喪失へと進む事があるのです。

アコムとの契約書に期限の利益の喪失に関する項目があります。借金返済が困難になった後で知らなかったとは言えません。

アコムから一括請求が来る

何か月も借金返済に遅れてしまうと、期限の利益の喪失となる可能性があります。期限の利益の喪失後、アコムから一括請求が来る事があります。借金返済が難しい状況では一括請求が来てもできない事が多いです。

一括請求が来た時の対処法

一括請求が来た後、何もせずに放置すると強制執行まで進む恐れがあります。

口座の預金や給料などが差し押さえの対象です。給料が差し押さえされると、勤務先に知られてしまいます。悪影響が出るため、なるべく強制執行される前に対処したいところです。

裁判所から支払督促申立書が届いた時の対処法

アコムが裁判所に申立を行うと、裁判所から支払督促申立書が届きます。特別送達という郵便物で届くため、受け取りを断る事ができません。

支払督促申立書には異議申立書が一緒に入っています。2週間以内に異議申立書を裁判所に提出するという対処法があります。異議申立書には異議ありと書いておきます。

異議申立後は裁判所へ出廷し、今後の返済について話し合いを行います。お互い納得したら和解成立、和解内容に沿った分割払いを進めていきます。

仮執行宣言付き支払督促申立書が届いた時の対処法

支払督促申立書が届いても異議申立を行わず、2週間経過すると仮執行宣言付き支払督促申立書が届きます。2週間以内に異議申立を行わないと強制執行へと進んでしまうため、注意が必要です。

支払督促申立書が届いた時、仮執行宣言付き支払督促申立書が届いた時と、2回異議申立を行うチャンスがある訳です。

分割払いができない時の対処法

分割払いも困難な場合は、債務整理を行うという対処法があります。支払督促申立書が届いた時点で、債務整理を行うかどうか決めます。

任意整理と呼ばれる債務整理の手続きでは、将来利息や遅延損害金の支払いがカットされる事が多くなっています。任意整理によって和解が成立した後は、3年での分割払いを続けていきます。

任意整理は裁判所を通さない手続きです。他の裁判所を通す手続きと違い、強制執行のストップができません。

任意整理の手続きを始める時にはアコムに通知します。通知を受け取った後、強制執行をストップするかどうかは裁判所では無くアコムの判断となるのです。

債務整理で強制執行をストップしたい時の対処法

裁判所を通す個人再生または自己破産なら強制執行のストップができます。強制執行されるとどうしても困るという時は、任意整理以外の手続きを選ぶのがコツとなっています。ただし自己破産すると一定以上の財産が差し押さえされてしまいます。

自分で手続きできない時の対処法

任意整理はアコムと交渉する事が必要です。個人再生や自己破産は難しい手続きとなっています。

自分で交渉や手続きができない時は、債務整理に詳しい専門家に依頼するという方法があります。ただし依頼すると、専門家への費用が発生します。事務所によって費用が異なるため、相談時に質問してみて下さい。

遅れそうな時はアコムに相談する

債務整理を行うとデメリットが大きいため、なるべく早めに対処したいところです。アコムから借入した後、借金返済が遅れそうになったら相談してみて下さい。

相談の結果、返済金の減額が認められる事があるのです。あくまでも一時的に減額されただけであり、借金した分は全て返済する事が必要です。

しかし借金返済が少し楽になります。借金返済さえ続けていれば一括請求が来る事はありません。裁判所から支払督促申立書が届く事も強制執行される事もありません。

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